メディアインタラクション研究室に関する情報

研究室配属を希望する学生さんへ

メディアインタラクション研究室(MixLab)では,メディア技術をはじめ情報技術を使って社会貢献や生活の質の向上などを目指した実世界へ応用するような研究を行います.つまり,特定のメディア技術に特化した研究室ではなく,様々なメディア技術(画像,CG,XR,音、AI、VR、心理学、)などMixして社会問題などを解決する研究室になります.そのため,メディア学科以外の学科でもWelcomeですし,「こんなことやってみたい」「具体的にやりたいことはないけど、VRに興味があるよ」などあれば,MixLabに入れます!もちろん,3年生なので、研究もわからない状態ですから,まだどんなことをしたいのかわからない人も,研究室に入ってから教員や先輩たちと一緒に考えていきます!!

どんな研究をするの??

メディアインタラクション研究室では、特に「ひと」を対象とした支援する研究開発や「ひと」の認知を理解する研究などを行います.

例えば、「ひと」を支援する研究では、プログラミング教材開発,スポーツ支援アプリ,リハビリテーション支援,高齢者支援,イラストレータ支援,ゲームクリエイター支援などがあります。一方で,「ひと」を理解する研究では,コミュニティ形成時の人の心理モデル,絵を見たときの声をどのように当てるのかの心理的な研究,人の無意識化における興味の研究,人の行動心理に基づくエージェントの対話研究などあります.「ひと」に関わる研究であれば,どのようなテーマでもだいたい大丈夫です.もちろん,配属時にやりたいことがまだ決まっていない学生さんも大歓迎です.面白いことは,ふとした時に見つかります.テーマ決め方は,(1) 教員が持っている課題から選んでもらう,(2) 自身で興味のある研究について教員とディスカッションをして進めてもらう,ことになります.(1) でも皆さんの興味のある分野などをきちんと話し合って決めていきます.教員は,話すことが大好きなので是非ともディスカッションをしてください.特に,配属された3年生は時間があったりした場合は,ぜひ研究室に来てください.早めに研究室に顔を出していると,先輩や教員に顔を覚えてもらえますし,いろいろな体験がたくさんできます.

研究室での過ごし方は??

研究室の基本的な方針は,学校に来たら教員に挨拶をすることです.研究活動においては,オンラインでもできるのであれば,オンラインでやっていただいて構いませんが,進捗によりけりです.研究室のコアタイムについては,特に定めておりませんが,早い学生は9時から10時に大学に来ています.帰りは早い人は16時から帰宅をしています.これは,自分のスキルアップなどに夕方以降は当ててほしいから,研究室の配属時に夕方以降は色々な学外へ出ていくという方針であることを示しております.そのため,メディアインタラクション研究室では,比較的17時以降は残る学生がほとんどいない研究室です.もちろん,修士研究や卒業研究の提出間近などであれば,残ってしまう場合もありますが,原則自分の時間も大切にしようという方針です.ですので,ハッカソンなどの学外イベントに行ってもいいですし,アルバイトをしていてもかまいません.特に教員からとやかく言うことはありません.ただし,ソーシャルイノベーションチャレンジや研究活動などの単位や研究室内での活動に大きく関わるような活動が遅れている場合は,何度も連絡しますし,何か言うかもしれません.このような方針の中で基本は自由にのびのびと過ごしてほしいと思い,教員も用事がなければ帰宅し自分の研究などの時間を作ります.ですので,教員とのディスカッションはアクティブタイムな時間で行います(休日や遅い時間などはしません).

進路などの考え方について

進路については,教員から学生さんたちには全員に本学の大学院に限らず,大学院への進学を推奨しています.これは,就職してからは伸ばすことが難しい力を身に着けられること,理工系・情報系の分野の他の大学では,進学率が高く(約40%)就職後のライバルになる人との差を減らすなど様々な理由があります.もちろん,工学系の大学では,学部卒でも十分に就職できるため魅力的でありますが,進学することにより就職の幅が大きく広がり,大企業などを含めて新しいチャレンジもできることがポイントであると考えます.ただ、そうはいっても、大学院とは何をする場所か3年生の時点ではわからないかもしれません.お金がかかることもあります.しかし,学内の進学であれば,給与型の補助金で30~50%は免除されます.これは,すごく大きな援助です.2年分就職が遅れますが,生涯年収の観点からも数年で逆転します!また,大学院では奨学金の免除を狙うことも可能です.これまでも,指導している学生が奨学金の免除などを受けるなどしていますので,詳細を聞きたい場合はどんどん相談,検討してみてください.大学院では,勉強よりも自分のやりたいことを深めていけるのもメリットと思います.

研究室の配属の基準って?

最後に,研究室配属の基準については,必修科目の取得状況(重要),卒業に係る取得単位数(重要),面接(重要),進学の有無(そこそこ加味),GPA,と総合的に判断して決定します.まずは,卒業できるのかの基準がある程度見えていることです.また,定員が超過/満たない場合も必ず面談はします.これは,どんな人がこの研究室に興味を持ってくれたのかを,教員側が知りたいからです.

情報ゼミナール(3年時の活動内容)について

メディアインタラクション研究室に配属されたゼミ生は,夏休み前の時期に先輩の研究の中間発表会に必須で参加してもらいます.これは、先輩たちがどんな研究をしているのかを見てもらうためでもありますし,質問の練習にもなります.メディアインタラクション研究室では,ゼミ・研究活動において質問するということを求めています.これは,話を聞くこと,自分の意見を表出することなどになり,研究活動のほかに就職後にも役に立つスキルです.

また,通常の情報ゼミの内容に加えて,次の活動を行います.

  1. 夏課題(夏休みの課題)
  2. PBL課題(1年を通したPBL)

通常の情報ゼミ(後期の講義)では,卒業研究に取り組むため輪講,テクニカル演習(グラフィックレコーディング,文献検索方法,プレゼンテーションデザイン,TEX,Gitなど)の取り組みを行います.

1.夏課題

各自に夏休みの時期を使い,(1)モノづくり課題,(2)外部交流課題,の2つを課し,後期の初回のゼミにて報告してもらいます.

(1)モノづくり課題では,毎年テーマを与えますので,そのテーマに従ったモノづくりをしてもらいます.テーマは以下のようになっています.2022年度以降は,各メンバーからのページから作品が上がっていますので,確認してください.

  • 2023年度:M5Stack Basicとセンサを使い,身の回りの課題を見つけ,解決せよ
  • 2022年度:M5Stack Basicを使い,身の回りの課題を見つけ,解決せよ
  • 2021年度:あなたの身の回りの課題を見つけ,解決せよ

(2)外部交流課題では,アイデアソン・ハッカソン・学会聴講など学外での活動へ参加し,報告してもらいます.これは,学内だけでなく,外部の世界を知ってもらうこと,学外との交流を自ら行ってもらいたいということで実施しています.

2.PBL課題

現場からの課題をグループで解決する活動を行ってもらいます.前期でアイデアソン,後期でハッカソンを行っていきます.これまでの活動では以下の課題に取り組んでいます.

  • 2023年度:ソーシャルイノベーションチャレンジに参加
    • 水都大阪プロジェクトとの合同[Youtube]
    • 枚方市交通局プロジェクトとの合同[Youtube]
  • 2022年度:GIGAスクール構想の1人1台端末を活用し,児童生徒に新たな体験をする教材の提案
    • 水都大阪プロジェクトとの合同[Youtube]
    • 絵本ライブプロジェクトとの合同[Youtube]
  • 2021年度:小学校の教育現場の課題を解決する
    • 体調管理のDX化:コロナ禍の影響により,毎日の児童の体調管理を紙ベースで行っているが,多忙による上長への報告忘れなどの問題を解決するための体調管理DXに取り組みました[Youtube].
    • 宿題管理アプリ:1クラス30数名の教科ごとのノートなどを収集する際に,だれが何の教科を出したのかを収集するのは多忙であるため,この問題を解決するためのアプリケーションを開発しました[Youtube].

3.その他

別途,学内で開催されている国内PBL,国外PBL,海外留学などは積極的に応援します.学外の活動ごとについても積極的に応援します.皆さん自身のスキルアップをどんどん目指してください.その中で,必要な機材などがあれば,相談してください.検討します.

修士や卒業研究について

メディアインタラクション研究室では,3年生の1月から卒業研究に取り組んでもらいます.特に,1月~3月は卒業研究の計画をみっちりと立ててもらい,4月以降に研究を始めてもらうための準備をします.そのため,就職を希望する学生さんは,就職活動と研究活動を並行で進めてもらう必要があります.進学を希望する学生さんは研究活動に専念してください.卒業研究の計画を立てられていない人は,研究をスタートすることを認めていません.それくらい研究の計画は重要です.

また,研究活動にあたり卒業研究では1回以上/年,修士研究では2回以上/年の国際発表を含む学外発表(修了要件)を必須としています.これは,自身の研究を発信すること,自身の研究のプチゴールとして位置づけ研究を進めること,学外の様々な人の意見を得ること,学外とのつながりを得ること,などの理由からこのようにしています.自分の中でプチゴールとして設定することで,研究を進めなければならないというモチベーションアップにもつながります.また,学費を払っているわけですので,その還元で色々な学会へ赴き,いろいろな場所での出会いなどに活用してもらいたいからです.また,このようなアクティブな活動が,これからの研究室の発展にもつながるからです.

Q&A

  1. 何を研究したいのか決まっていませんが,大丈夫ですか?
    • 大丈夫です.3年時だとそもそも研究自体がどんなものかイメージがついていないことも多いと思います.こちらからも皆さんの興味のある分野などを聞いて,こんな研究はどう?って聞きますので!
  2. プログラミングが苦手ですが,大丈夫ですか?
    • 大丈夫です.本学では,少なくともC演習の単位を持っていると思いますので,最低限のプログラムが書ければ問題ありません.また,研究によっては,プログラミングをほとんどしないものもあります.
  3. 必須のプログラミング言語はありますか?
    • ありません.やりたいことによって使う言語は変わります.Web系だとJavaScript,VR系だとUnity+C#など様々です.最低限のどれか1つのプログラミング言語の勉強をしたことがあれば他の言語も問題ありませんので,気にせずに
  4. 他の研究室との交流というか、関わりや議論の機会はあるのでしょうか。
    • あります.他の研究室,他の大学,企業などと連携をしている研究もたくさんありますので,そういった意味でスキルアップもできます.
  5. 見学などできますか?
    • アポイントさえとっていただけばOKです.アポイントなしでも研究室が空いていれば見に来ていただいて構いませんが,対応が十分できないかもしれません.
  6. コアタイムはありますか?
    • 特に設けておりません.4年生になると研究ゼミ活動がありますので,その時は研究室でディスカッションします.教員は9時から17時あたりまでおりますので,相談などあれば.