後期も頑張ろう会を開催しました!

2025年10月3日、研究室イベントとして後期も頑張ろう会を開催しました!
夏の活動を終え、これから本格的に始まる後期に向けて、メンバー全員で気持ちを新たにしました。

後期は、4年生以上にとって研究が佳境に入る時期です。
秋の学会での発表を控える学生や、「インタラクション2026」を目指して新しい研究テーマに挑戦する学生もおり、ラボ全体が活気づいています。
また、3年生もモノづくり課題
に取り組みながら、同じくインタラクションを視野に入れた作品づくりを計画中。
さらに、ソイチャレ(Social Innovation Challenge)ではハッカソンがスタートし、アイデアを形にする活動も本格化します。

そんな後期を乗り越えるために、今回はリラックスしながら交流を深める懇親会を実施しました。
おいしい食事を囲みながら、研究の話やプライベートの話で盛り上がり、笑顔あふれるひとときとなりました。

それぞれの目標に向かって、研究室一丸となって後期も全力で頑張っていきます!

情報処理学会関西支部大会で研究発表&奨励賞を受賞!

2025年9月28日にオンラインで開催された情報処理学会関西支部 支部大会にて、当研究室から吉田瑞生荒木沙紀、NI QINJIAO、木谷多貴の4名の学生が研究発表を行いました。

発表者と題目は以下の通りです。

  • 荒木 沙紀さん:「仮想環境を活用した高次脳機能障害による車いす利用者のための外出トレーニングに関する検討」
     👉 支部大会奨励賞 受賞!
  • NI QINJIAO(ニ・シンキョウ)さん:「認知リハビリテーション支援のための生活場面におけるAI対話機能の設計と評価の検討」
     👉 支部大会奨励賞 受賞!
  • 吉田 瑞生さん:「BookChat:LLMに基づくキャラクタとの対話インタラクションによる体験型読書システムの検討」
  • 木谷 多貴さん:「圧力センサを活用したフルートの演奏経験の違いに伴う指圧特性の検討」

吉田さんは昨年以来の関西支部大会、荒木さんはインタラクション以来の学会参加でした。
また、木谷さんとニさんは初めての学会発表ながら、オンラインという環境を活かして堂々としたプレゼンテーションを披露しました。

他大学の先生方からの質問にも的確に答え、落ち着いた受け答えで自分の研究をしっかりと伝える姿が印象的でした。
特に荒木さんとニさんが見事奨励賞をダブル受賞
木谷さん・吉田さんも惜しくも受賞には届かなかったものの、高い評価を得ました。

今回の経験を通じて得た自信と学びを糧に、後期の研究活動にもさらに力を入れていきます。
4名の今後の活躍にもぜひご期待ください!

第30回日本バーチャルリアリティ学会大会で研究発表を行いました!

2025年9月17日〜19日に、立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催された
**第30回日本バーチャルリアリティ学会大会(VRSJ2025)**にて、当研究室の学生が研究発表を行いました。

発表者と題目は以下の通りです。

  • 小林 大将:「MEMS触覚センサを用いた体位変換時における看護学生とベテラン看護師の力のかけ方の比較
  • 西村 亮汰:「掃除動作に基づくMR認知リハビリテーションシステムの設計に関する検討

どちらも初めての学会発表ということで、緊張感のある中での挑戦でしたが、
堂々と発表を行い、多くの研究者や学生とのディスカッションを通して貴重な意見を得ることができました。

特に、小林さんの研究では看護教育における実践知の可視化という新しい視点が注目を集め、
西村さんの研究ではMR(複合現実)技術を活用した認知リハビリ設計について多くの質問や期待の声が寄せられました。

また、特別講演では、立命館大学食マネジメント学部の和田先生、虚構新聞者のUKさんによる講演もあり、特にUKさんの発表にはだまされるシーンもあり楽しい公園でした。ほかにもテクニカルツアーがあり、立命館大学の映像学部の新しくできた施設の見学などもできました!

今回の経験を通じて得た学びを、今後の研究発展へとつなげていきます。
初学会での発表をやり遂げた二人の今後の活躍にもぜひご期待ください!

大阪・関西万博で世界の伝統と技術を体感!

2025年9月15日、開催中の大阪・関西万博(EXPO 2025)を訪れ、
世界や地域の伝統・文化・最先端技術
について学びました。

参加したのは、当研究室の
原 光希木谷 多貴溝渕 晴菜村上 真奈美前原 那香の5名です。

会場は多くの来場者でにぎわっており、希望していたすべてのパビリオンを回ることはできなかったものの、
入場できたパビリオンでは、各国の独自の工夫や技術、文化の魅力に触れることができました。
展示や体験を通じて、グローバルな視点で「人と技術のつながり」について考える良い機会となりました。

また、会場内では世界各国の多彩な食文化にもふれ、異国の味を楽しみながら新たな発見もたくさんありました🍴✨

学びと感動、そして美味しさが詰まった一日。
この経験を、今後の研究や制作活動にも生かしていきます!

ヒューマンインタフェースシンポジウム2025に参加しました!

2025年9月10日〜12日に、金沢工業大学で開催された
ヒューマンインタフェースシンポジウム2025(HIS2025)に参加しました!

初日には、SICHIプロジェクトとしてデモ発表を行いました。
これまで取り組んできた「生体センサを使ったゲーム開発」の集大成として、
原 光希川久 琳村上 真奈美溝渕 晴菜辻岡 光莉の5名が、
新作ゲーム 「SilentBioClaw(サイレント・バイオ・クロー)」 を展示しました。

このゲームは、複数人が協力して体のセンサデータでクレーンを操作する、
“みんなで体験できる”インタラクティブな作品です。
デモ前日まで改良を重ね、発表直前の時間ギリギリまで最終調整!
その努力の甲斐あって、来場者からは多くの関心と好評をいただきました

さらに嬉しいお知らせとして、
この「SilentBioClaw」は11月3日の北山祭(文化祭)でも体験できます!
興味のある方は、ぜひ会場で実際に遊んでみてください

学会3日目には、研究発表も行われました。

  • 原 光希:「LLMを活用した歌詞生成中における感情遷移および生成された歌詞とストレスの関係性の初期調査」
  • 川 久琳:「グラフィックレコーディングにおけるレイアウト形式が議論集約に与える影響」

原さんは6月の音学会から内容をアップデートして臨み、今年度3件目の研究発表。
堂々とした説明と質疑対応で、多くの研究者から高い評価を受けました。
川さんにとっては初めての学会発表でしたが、落ち着いた発表態度でしっかりと研究内容を伝えました。

2時間にわたるディスカッションは濃密で、参加者全員にとって大きな学びとなる時間でした。

今回、初めて訪れた金沢観光も満喫!
兼六園の散策や、金箔ソフト・のどぐろ・日本酒など北陸の味覚を堪能し、
心もお腹も満たされる出張となりました🍶✨

来年度は岡山で開催予定のHIS2026。
次回もさらなる成長と発表を目指して、研究を続けていきます!

VRで防災を学ぶ!洲本市「すもとまなびPLUS」に参加しました

2025年9月7日、兵庫県洲本市が主催するイベント
「すもとまなびPLUS~VRで学ぶ!防災体験講座」 に参加しました!

当研究室では、開発中の防災体験アプリ「MetaDeVA(メタディーヴァ)」を使用し、VRを通して地震や避難行動などを体験できる防災学習を実施しました。
今回は、講座のサポートメンバーとして、B4の原 光希さんとB3の学生全員
が参加しました。

子どもから高齢者まで多くの参加者が集まり、ヘッドマウントディスプレイを通して“まるでその場にいるような”臨場感のある防災体験を楽しんでいました。
参加者の「すごい!」「本当に揺れてるみたい!」という声に、学生たちも笑顔でサポート。
3回の公演を通して、多くの方に防災の大切さとVRの可能性を伝えることができました。

イベント後は、淡路島ならではの美味しいスイーツや地元料理を満喫し、宿泊先のホテルでは温泉でリラックス♨️
学びと交流、そして癒しが詰まった充実の出張となりました。

触力覚コンソーシアム&第43回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2025)への参加

ロボカッププロジェクトの活動として、9月2日に立命館大学東京キャンパスで開催された「触力覚コンソーシアム」に参加し、聴講とともにMEMS触覚センサを用いた研究事例の紹介を行いました。
最先端の触覚研究に触れ、多くの専門家や企業の方々と意見交換をする貴重な機会となりました。

続く9月3日〜5日には、東京科学大学で開催された第43回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2025)に参加。
ロボカッププロジェクトの成果として、
「ロボットとの運搬作業における対話コミュニケーションの検討について」
という題目で、当研究室の辻岡 光莉原 光希宇治 伶奈
が発表を行いました。

特に辻岡さんと宇治さんは3年生で初めての学会発表
前日のホテルでは遅くまで発表練習を重ね、本番では緊張しながらも堂々とプレゼンをやり遂げました
会場では多くの参加者から質問やコメントをもらい、大きな自信と学びを得ることができました。

また、次年度のロボカップで開催予定のロボカップ@Spaceの構想についても発表がありました。次年度は@Homeに加えて、@Spaceも検討していきます!

2日目の夜には懇親会も開かれ、他大学の学生や研究者との交流を深めつつ、美味しいホテルの食事にも舌鼓
努力のご褒美となる、思い出に残る東京での学会体験となりました。

JWYRK2025

8月30日立命館大学・京都大学・近畿大学・兵庫県立大学・大阪工業大学の5大学が集まり、合同研究交流会を開催しました。
本研究室の学生が参加し、院生と学部4年生は研究の発表を、学部3年生は夏課題の構想をそれぞれの発表しました。

発表後には、他大学の先生方や学生との質疑応答や意見交換が行われ、普段とは異なる視点からの質問やアドバイスを通して、多くの刺激を受けました。
他大学の研究テーマや発表スタイルを間近で見ることで、自分たちの研究への新しいヒントもたくさん得ることができました。

また、立命館大学心理学部の北岡先生による招待講演も行われました。
錯視の第一人者でスペシャリストである北岡先生の講演では、見れば見るほど不思議な錯視の世界を体験!
「自分の目を疑う」ような現象に、学生たちは驚きと興味でいっぱいでした。

最後は、懇親会で各大学の学生と交流し、研究や大学生活の話で盛り上がりました。
多くの出会いと学びが詰まった一日となり、今後の研究活動へのモチベーションが一段と高まりました。

2025年度 中間発表会

2025年8月6日、大井研と佐野研が集まって行う合同研究活動の中間発表会を開催しました。
学生たちは前期の活動で取り組んできた研究の成果を発表し、互いのアイデアや実験結果を共有しました。

今回の発表会は、9月に開催される学会発表に向けた“前哨戦”でもあり、それぞれが自分たちの研究をどのように伝えるかを真剣に考える良い機会となりました。
質疑応答では活発な意見交換が行われ、発表者にとっても新しい発見や今後の課題を見つける貴重な時間となりました。

そして嬉しいことに、当研究室からは
原 光希木谷 多貴小林 大将の3名が優秀発表賞を受賞しました!

日々の努力と探究心が評価されたこの受賞は、チーム全体にとっても大きな励みになりました。
9月の学会に向けて、さらなるブラッシュアップを重ねながら、それぞれの研究を次のステージへと進化させていきます。

SICHI2025に向けて(5)

9月のヒューマンインターフェース学会シンポジウム内で開催されるSICHI2025に向けて制作をやっていっています!

メンバーとして原光希川久琳村上真奈美辻岡光莉溝渕晴菜が取り組んでいます!

今回は、心電センサ(ECG)と筋電センサ(EMG)のプログラム開発に取り組みました。
センサから得られる微妙な信号を正しく読み取るため、**キャリブレーション(調整)**やプログラムの細かな修正を繰り返しています。

生体信号は人によって値が大きく変わるため、簡単にはいきませんが、データの安定化やノイズ除去など、一歩ずつ改善中です。
SICHI本番に向けて、チーム全員で協力しながら、より正確でリアルな“体の動きを感じ取るシステム”の完成を目指しています!